この記事を最初に書いたとき、俺の年間配当はおよそ90万円だった。あれから買い増しと増配を積み重ね、2026年の今、配当は税引前で年間120万円を超えた。税金を引かれた後でも、年100万円を超えている。簿価利回りにすると約5.1%だ。
特別な才能があったわけじゃない。元パチンカスで、転落事故で体を壊して建設現場にも出られなくなった俺が、それでも「まず1株」から積み上げて、ここまで来た。何も買い足さなくても、増配だけで配当が勝手に増えていく——そんな小さな雪だるまは、誰でも今日から作り始められる。
やり方は、これから紹介する5つのステップだけだ。難しい専門知識も、まとまった元手もいらない。当時の俺が一番知りたかった「最初の一歩」を、2026年の今の状況に合わせて書き直した保存版だ。肩の力を抜いて読んでほしい。
難しく考えるな──俺が教える「まず1株」から始める高配当投資
高配当株投資と聞くと、こんなイメージを持たれるかもしれない。
- 「なんとなく怪しい…」
- 「なんだか難しそう」
- 「株はインデックス積立で十分じゃない?」
実は、以前の俺も同じように感じていた。
だが、信頼できる先人のやり方を真似しながら少しずつ実践していくうちに、高配当株投資には次のような魅力があることに気づいた
- 毎年、現金が振り込まれる
- 長期で保有するほど安定感がある
- 少額からでも始められる
本当はもっと奥が深い世界だ。だが、この記事ではまず「1株だけ買ってみる」ことを目標に、誰でもできる始め方をわかりやすく5つのステップで紹介したい。
また、俺自身は障害を抱えている。だからこそ、ネットだけで完結できる投資という仕組みは非常にありがたく、自立を後押ししてくれる存在だった。
証券会社の窓口や人に会わずとも、自分のペースで進められる。
そんな投資方法があるんだと、この記事で知ってもらえたら十分だ。
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STEP①|ネット証券の口座開設──俺が選んだ2択とその理由
※すでにNISA口座を持っている方は、高配当株もNISA枠で購入するのがおすすめだ。配当金にも売却益にも税金がかからないため、効率的に資産形成ができる。
まずは証券口座を開設しよう。
初心者の方におすすめなのは、次の2つのネット証券だ。
- SBI証券+住信SBIネット銀行
- 楽天証券+楽天銀行
この2択であれば間違いない。理由は以下の通りだ。
【SBI証券】
- 米国ETFの一部が買付無料
- 為替手数料が無料または格安
- 単元未満株(1株から購入可)の売買手数料が無料
【楽天証券】
- 楽天ポイントで株が買える
- 楽天経済圏との相性が良く日常と連携しやすい
- アプリやサイトのUI(操作画面)がわかりやすく、初心者にも使いやすい
また、銀行の窓口や対面証券会社での口座開設は避けるのが無難だ。
知識がない状態で行くと、手数料の高い商品や不要な保険をすすめられるリスクがある。
STEP②|ヤフーファイナンスで高配当株を探す──俺の実際の使い方
証券口座ができたら、次は「どの株を買うか」だ。
難しく考えすぎず、まずはヤフーファイナンスの「配当利回りランキング」などから候補を探してみよう。
初心者は次の3つの基準で銘柄をピックアップすると安心だ
- 配当利回り:3.5%以上
- 自己資本比率:50%以上
- ROE(自己資本利益率):8%以上
この段階は、あくまで“第一印象チェック”のようなものだ。
たとえるなら──
気になる人の「性格」や「家事力」や「仕事ぶり」はまだ分からないけど、見た目の雰囲気で「ちょっといいかも」と思うレベル。
いきなり全部を知ろうとせず、「なんとなく好感持てそうな株」をざっくりピックアップするだけでOKだ。
深い分析は次のステップ。まずは“外見チェック”感覚で、気になる銘柄をリストにしておこう!
STEP③|IRバンク・株探で企業を分析する──俺が見る3つのポイント

気になった銘柄があれば、次は少しだけ企業の中身を見てみよう。
ここからは、いわば“中身チェック”のステージ。
STEP②が第一印象(見た目)で選ぶフェーズだとしたら、STEP③はまさに「この人、性格いいのか?家事できる?収入は安定してる?」など、スペックや内面を確認するフェーズだ(笑)
見た目で「アリかも」と思った相手が、実は浪費家だったり浮き沈みの激しいタイプだったら、ちょっと考えるよな(笑)。
株も同じで、「利回り高そう!」と感じた銘柄でも、実は業績がガタガタだったり、減配癖があったりすることもあるので、ここで少しだけ冷静になってみよう。
- IRバンク:10年以上の売上・利益推移が見やすく、視覚的にグラフでチェックできるのが大きな魅力だ。長期的に右肩上がりの企業を見つけやすく、初心者にもとても分かりやすい設計だ。無料で十分使える範囲が広く、俺も頻繁に活用している。
- 株探(かぶたん):最新の決算情報がまとまっていて、四半期ごとの業績確認に便利だ。無料版でも十分使える。
確認するポイントは以下の通り:
- 売上や利益が長期的に伸びているか
- 配当金が極端に減ったり止まったりしていないか
- 配当性向が高すぎない(40〜60%目安)
- 営業利益率が10%以上あれば理想的
全部を完璧に理解する必要はない。グラフを見ながら感覚的に「右肩上がりで安定していそう」と思える企業を選ぶだけでも十分だ。
恋愛も投資も、最終的には「この人(この企業)と長く付き合っていけそうか?」という直感が大事だと思うけどどみんなはどうだろう。
STEP④|ポートフォリオを登録して「持ち株」を見える化する
購入した株はヤフーファイナンスに登録して、自分の資産を“見える化”してみよう。
- 損益(評価益・損)
- 保有株数
- 年間配当額(利回り)
などが一覧で確認でき、投資の楽しさがグッと増す。
保有株を登録しておくと、スマホからも簡単に毎日の値動きをチェックできて、投資がちょっとしたエンタメになる。
株価の動きに一喜一憂しながらも、「自分の資産がこうやって動いているんだな」と実感できるのはとても刺激的だ。
これは、かつての俺のように“数字と演出”が好きだったタイプ──つまり元パチンカス気質の方には特に刺さる部分でもある(笑)
さらに、簡単な企業情報や株価ニュースなどもアプリ内で確認でき、情報収集の面でも非常に便利だ。
STEP⑤|配当管理アプリで「受け取る配当」をリアルに実感する

最後のステップは、「配当管理アプリ」を使って配当金の可視化だ。
おすすめはスマホで使える無料アプリ。 保有銘柄を登録するだけで、
- 年間でもらえる配当金
- 月ごとの受取予定額
などがすぐに確認できる。
このアプリの大きな魅力は、「配当金」という“見えにくい価値”を“数字として視覚化できる”ことにある。
株価が下がって不安になるときでも、アプリを開けば「いま持っている株でこれだけの配当がもらえるんだ」と一目で確認できる。
これは、単なる情報ではなく「握力の維持」に直結する。売りたくなる気持ちをグッとこらえ、「むしろ買い増しのチャンスでは?」と思えるようになる、心の支えになるツールだ。
配当金を“受け取る未来”として実感できることで、投資へのモチベーションも継続しやすくなる。
【実例】俺の年120万円の、正直な中身
ここまで「やり方」を話してきたが、きれいごとだけでは信用できないだろう。だから俺自身の数字を、正直に全部出す。
2026年時点で、俺が高配当株に投じた元本(取得額)はおよそ2,368万円。そこから生まれる配当が、税引前で年間約121万円だ。簿価利回りにすると約5.1%。一気にこの額を作ったわけじゃない。転落事故で建設現場に出られなくなってから、手元の現金で少しずつ買い増してきた結果が、今のこの数字だ。
中心にしているのは、派手な銘柄じゃない。三菱UFJ・三井住友FG・オリックス・東京海上HD・丸紅といった、業績の安定した大型高配当株と中小型株を合わせて約50銘柄に分散している。一発逆転を狙わず、減配しにくい会社をコツコツ積む。NISAでは別枠で、米国株の詰め合わせ(VTI)を月5万円ずつ積立で並行している。
元パチンカスの俺が、なぜ今度は続けられたのか。理由ははっきりしている。配当という「目に見える成果」があったからだ。パチンコと違って、株は持っているだけで現金が振り込まれる。負けを取り返そうと熱くなる必要がない。そして体が動かなくなった俺にとって、家から一歩も出ずに完結する投資は、数少ない「自分の力で稼ぐ手段」でもあった。才能じゃない。続けられる仕組みを選んだだけだ。
最終まとめ|完璧じゃなくていい。でも“正しい一歩”から始めてほしい
高配当株投資の始め方として、今回はできるだけ難しい言葉を使わず、5つのステップに分けて紹介してきた。
どのステップも、「とにかく始める」「シンプルに真似る」ことが目的だ。
はじめは銘柄を「見た目」で選び、次に「中身」や「性格(業績)」を少しずつ確認していく──
どこか恋愛やパートナー選びに近い感覚で、少し面白がりながら進めてもらえれば、それでいい。
そして何より大事なのは、「自分で調べて、自分で決める」こと。
ネット上には「これだけで稼げる」「登録すれば必勝銘柄を教えます」など100%詐欺な“美味しい話”が本当に多く存在している。
初心者のうちは、そうした情報を“ノールックで無視”することが最も大切だ。
まずは、この記事で紹介したシンプルな5STEPをそのまま真似てみて欲しい。
- スマホでポートフォリオを眺めるだけでテンションが上がる
- 配当管理アプリで「握力」が保てる
- ほんの1株から、自分の未来が少しずつ変わっていく
そんな実感を、あなた自身のペースで感じてもらえたら、それが何よりの成果だ。
焦らず、完璧を求めず、まずは「やってみる」──
あなたの最初の1株が、安心と自由の種になることを願っている。
おすすめ:配当管理(iOS/Android両対応・無料アプリ)
→ アプリストアで「配当管理」と検索すれば、すぐに出てくる。
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ここまで読んでくれたあなたへ──今すぐ動いてほしい理由

投資は、“知っている”だけでは1円も増えない。
動いた人だけが、不労所得という武器を手に入れることができる。
高配当株は、1株・1,000円台からでも始められる。
まずは証券口座を開き、1株だけ買ってみる──
その小さな行動が、あなたの中の何かを大きく変え始めるはずだ。
- スマホで損益をチェックする楽しさ
- 配当金が入金された瞬間の高揚感
- お金が「自分の代わりに働いている」という実感
これは、始めた人にしか決して味わえない現実だ。
もちろん、リスクはある。
株価が下がることも、減配されることもある。
でも、それを知ったうえで挑むなら怖くない。
むしろ──
ノーペイン・ノーゲイン(痛みなくして、得るものなし)
という言葉が、まさに高配当株投資の本質を突いている。
配当金という“未来の安心”を手に入れたいなら、
最初は少しの不安や緊張を抱えてでも、小さな一歩を踏み出すことがすべてだ。
焦らなくていい。完璧じゃなくていい。
でも、「やってみる」ことでしか、人生は変わらない。
この記事をここまで読んでくれたあなたには、もうその準備ができている。
今日、この瞬間──
まずは口座を開いて、1株だけ。
未来のあなたが「ありがとう」と言ってくれる一歩を、今日、踏み出せ。
さあ、次はあなたの番だ。
ではまた。
📖 俺のこれまでの全記録を読みたい人へ
元職人→廃業→障害→どん底→投資で4,000万円——
この軌跡を一本のストーリーとしてまとめた
「それでも俺は生きている ― ヘタな仮設屋の、笑えるけど刺さる30年 ―」をnoteで公開中です。
→ note: hetagorilla
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