【実録】障害者になった日から始めた保険・家計の全見直し──働けなくなっても家族を守れた「備え直し」の全記録

目次

働けなくなった日、俺の人生は音を立てて崩れた

俺はかつて、建設業の個人事業主として年収1,000万円以上を稼いでいた。朝早くから現場に出て、夜は疲れ果てて帰宅、という日々でしたが、家族を養えることに誇りを持っていた。

週末には外食やちょっとした旅行、子どもたちにも習い事をさせて、「うちはうまくやれている」と思い込んでいたのだ。

正直、「老後資金?稼げているし、まあ何とかなるやろ」と、どこかで楽観的に考えていた。

でも、ある日突然、働けなくなった。
事故で体に障害を負い、現場にも出られず、収入がゼロになったんだ。

今は、障害年金と労災年金、保険給付、そして自分で育てた配当金でなんとか生活を再構築できている。だけど、もしも“稼げていたあの頃”に配当金の備えや保険、生活費の見直しを始めていたら、もっとラクに立ち直れたはずなんだ。

だから、この記事は“あの頃の自分”と同じように「まだ働けるし収入もあるから大丈夫」と思っているあなたにこそ、俺のようになる前にぜひ読んでほしい内容だ。

現場で稼いでいた頃──「俺は大丈夫」と信じていた

当時の俺は毎月コンスタントに80〜100万円以上を稼いでいて、家族を養いながら住宅ローンも組み、担当のFPの方に言われるがまま貯蓄型保険や子どもたちの学資保険にも入っていた。

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振り返ると、俺は「とりあえず誰かに言われた通りに“良さそうなこと”をしていれば安心」と、どこか他人任せにしていたのだ。

俺の頭の中は、こうした思い込みで埋め尽くされていた:

  • 保険に入ってるから何かあっても大丈夫、保険は正義
  • 貯金もしてるし老後もなんとかなる
  • 今は忙しすぎるし、投資は怖い、難しい、時間がない

周囲も似たような状況だったので、それが“普通”だと疑いもしなかった。

でも本当は、「今の収入が続くこと」が前提になっている時点で、根っこから危うかったんだ。

収入がゼロになった日──家計の崩壊は思ったより速かった

でも、現実は違った。

事故をきっかけに就労不能になった日のことは、今でも鮮明に覚えている。

朝からいつも通り現場に向かい、作業中に足場から転落。激痛と共に「これはまずい」と直感した。病院の天井を見ながら、まず頭に浮かんだのは「もう現場には戻れないかもしれない」という不安。そして次に来たのは、“収入が止まる”という恐怖だった。

  • 銀行口座の急激な減り方に震えた
  • 保険金の手続きや給付はすぐに出ない
  • ローンや教育費の引き落としは待ったなし

つまり収入がなくなり一気にキャッシュ・フローが悪化していったのだ。

そこから俺が始めた「備え直し」──ゼロから立て直した3つの手順

事故後、まず俺を救ってくれたのは、個人事業主として加入していた労災保険と、以前「本当に必要か?」と迷いながらも契約していた民間の就業不能保険だった。

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当時は保険料を見て「これ、ほんまにいるか?」と疑ったこともあった。でも、いざというときにこの2つが生活の土台になってくれたことで、俺は本当に救われた。保険も掛け捨ての商品ならそれぞれの不安に備えることができる良い物もある。

「あのとき掛け捨て保険に入っていてよかった」と、心から思った。

そこから俺は、自分と家族の将来を守るための“備え直し”を本格的に始めた。

  • 障害年金・労災年金・保険給付を生活の柱として最大限に活用すること
  • 少額から高配当株をコツコツ買い増して、“働かなくても得られる収入”を育てること
  • 毎月の生活費を一つずつ見直し、資産が減らない家計に再構築すること

投資の世界には怪しい情報もあふれているが、俺は「地に足のついた方法」だけを選び、現実的な投資で生活を支える手段として配当投資を育てていくことにしたのだ。

今の生活と、あの頃の自分に言いたいこと

いま俺は、

  • 障害年金+労災年金:約30万円/月
  • 就業不能保険給付:約20万円/月(62歳まで継続)
  • 配当金:約7〜8万円/月(年間90万円ほど)
  • 月の生活費:約40万円(住宅ローン込み)(これからはかかりどきのため増える予定)

という家計をなんとか回している。

だけど、いつも思うのは——

「もっと早く、稼いでいるうちに備えておけば」

ということだ。

配当投資は、今ならSBI証券などのネット証券を使えば、1株から手数料無料で簡単に始められる時代だ。

俺が最初に購入したのは、建設関連の企業の株を数銘柄、1〜3株ずつ。合計で10万円ほどの投資だった。

初めて受け取った配当通知は、金額にすればほんの数百円。でもその通知を見たとき、手が震えるほど嬉しかったんだ。

「これって、ほんまに俺のお金なんか?」と半信半疑になりながらも、
その瞬間、“働かなくてもお金が入ってくる”という体験が、人生で初めて現実になった気がした。

それは、お金の金額以上に「自分が資産で稼ぐ力を得た」という感覚で、
無職という不安の渦の中にいた俺にとって、想像以上に心を支えてくれる出来事だった。

配当投資は、何も1,000万円や2,000万円の資金が必要な世界ではない。

たとえ月1,000円の配当でも、精神的には1万円分の安心をくれることもあるんだ。

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大事なのは、知っているか、そして始めているかどうか。

そして、“始めた人だけ”が得られる安心感が、そこには確かに存在するんだ。

同じ境遇のあなたへ──俺が一番伝えたいこと

「今、仕事があって稼げているから大丈夫」と思っている人にこそ、伝えたいことがある。

俺もそう思っていた。現場に出て、がむしゃらに働いて、毎月の収入があるだけで、どこか安心していた。でも、その収入は“働ける”ことが前提だったんだ。

  • 備えとは、老後の準備だけではない。
  • 備えとは、“明日働けなくなっても生きていける準備”だ。

俺が事故で働けなくなったとき、最初に感じたのは不安ではなく「後悔」だった。

「なぜもっと早く備えておかなかったんだ…」

投資も保険も、始めるタイミングは“今”しかない。今は使わないかもしれない。でも、「もしもの日」に備えておくことで、家族を守ることができる。

今の年収がいくら高くても、それが永遠に続く保証はどこにもない。

備えるとは、未来の自分への優しさであり、家族への責任だ。

もしあの時、「今の生活がずっと続くとは限らない」と気づいていたら、俺はもっと穏やかな気持ちで現実を受け止められたかもしれない。

次の記事で話す「具体的な備え方」も必ず読んでほしい

俺がこうして、過去の失敗や事故のこと、保有資産や年金収入などプライドを削るような話をさらけ出してまで記事を書いているのは、誰かに同情をしてほしいからではない。

同じような不安や迷いを抱えている誰かに、「今のうちに備えておけば、こんなに後悔しなくて済む」ということを、どうしても伝えたいからだ。

そして次回は、俺が「まず最初にやったこと」──つまり支出の見直しについて書く。

これは、配当投資よりも地味で、面白みもないかもしれない。 でも、本気で家計を守るには、逃げずに向き合わないといけないテーマだ。

正直、楽ではない。中途半端な覚悟ではすぐに挫折するかもしれない。

だからこそ、この記事を読んでくれたあなたには、次回も読んでほしい

俺がどうやって生活費を抑え、年間150万円以上の支出削減を実現したのか?

今、稼げているあなたなら、必ずできる。生活を立て直す力も、備えをつくる力も、きっともう持っているはずだ。

あとはその力を“使う”だけだ。

次回の記事では、「働けなくなった俺が資産を守るために実践した節約方法」をご紹介したい。

ぜひ次回の記事更新もチェックしてほしい。


📖 俺のこれまでの全記録を読みたい人へ
元職人→廃業→障害→どん底→投資で4,000万円——
この軌跡を一本のストーリーとしてまとめた
それでも俺は生きている ― ヘタな仮設屋の、笑えるけど刺さる30年 ―」をnoteで公開中です。
note: hetagorilla


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この記事を書いた人

元・建設業の個人事業主。現在は障害年金・労災年金・就業不能保険を活用しながら、配当金を軸に“無理のない自立生活”を目指す50代男性です。
配当投資、住宅ローン、保険の見直しなど、障害と向き合う中で学んだ「お金と生き方」のリアルを発信しています。

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